いばらき診療所 訪問看護部門 |
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訪問看護というのは、定期的にあるいは緊急時に看護師がご自宅に出向き、主治医との連携のもと様々な医療処置、看護をお受け頂くことができる制度です。人は病気を治すために生まれてきたのではありません。病気を持ちながでも、身体が不自由であっても、自らの人生を豊かにお過ごし頂くためのお手伝いをさせて頂いております。 当法人訪問看護部門では 4つの訪問看護ステーションを拠点とし、700名程の方に訪問看護をご利用頂いております。私達の訪問看護ステーションは診療所内に併設され、医師との密接な連携が取れることも特徴の一つです。訪問は月1回から毎日訪問の方まで状態によって様々です。医療的処置、看護を行うのが私たちのゴールではなく、すべてのご利用者がいつまでも笑顔でその方らしい生活をしていただけるように、また、生きがいをもって健やかに生活していただけることと考えております。 看護師はお盆、お正月にかかわらず365日24時間何時でも連絡が取れる体制をとって、安心して生活できるように支援しております。 要介護認定を受けても、まだ元気だから看護師に訪問してもらう必要はないと思っていませんか?。 病院に行くほどではないけれどなんだか元気がない食欲がない時、どこかに相談したいと思ったことはありませんか?。例えば、食欲がないといっても原因は様々です。脳卒中に気がつかず無理に食べさせて、誤嚥性の肺炎になってしまったり、食べられないうちに脱水になっていることも多いものです。そんな時にご相談頂ければ、医師と相談して早期に治療を開始したり、食事指導や内服管理、状態の把握、リハビリなどを行って、いつまでも元気に健やかに生活できるよう、ご家族とともに利用者の皆様のことをサポートできると考えています。 リハビリは自宅では出来ないと思っていませんか?。誰もがいつまでも元気で自分のことは自分でできるようでいたいと願っていると思います。在宅では生活に即したリハビリを行うことができます。専門のスタッフがお伺い致します。 医療の発達に伴い、在宅で酸素を使用したり、鼻やお腹に管を入れて栄養を取ったり、おしっこの管が入ったり、中心静脈栄養などをして退院してこられる方が増えてきました。管が入ってしまったら、寝たきりになってしまったら、もう家には帰れないと思っていませんか?。ご本人が在宅での生活を望んでいれば、 また、家族が家で看たいとお考えでしたら、一度ご相談下さい。各御家庭にあった方法を一緒に考えていきたいと思います。 状態が変わったり、体調に不安があるときには、いつでもお伺いいたします。処置になれて生活にリズムができると在宅でも無理なく生活できるようになります。家族が疲れてしまっては在宅療養は続けられません。サービスを上手に利用して無理の無い介護ができるようご支援いたします。お年寄りにとって入院や生活環境が変わることは想像以上に大変なことのようです。入院などで生活環境が変わって、食欲が無くなったり、物忘れがひどくなったり、精神的に不安定になってしまった方が、家に帰ったら食欲が戻り見違えるように元気になる様子を何人も見てきました。 住み慣れた家で当たり前の生活をすることがどれだけ大切なのか考えさせられます。好きな時間に好きなものを食べたり、家族の声が聞こえたり、孫が走り回ったり、家族の写真があったり、使い慣れた布団や見慣れた景色がお年寄りをとても元気にしてくれます。特別なことは何もいらないし、何をしてほしいわけではないのです。家族が疲れた顔にならずに笑顔でいられればそれがお年寄りにとっての幸せだと考えます。 自宅で最後を迎えられる方を何人も看てきました。自宅で最後を迎えるということは家族にとっても大変なことです。大切な時間を苦痛なく、最後まで自分らしく生活できるように担当医と相談しながら支援いたします。死を看取ると言うことは、ご本人が自分らしく生きることを見届けることに他なりません。家族との穏やかな時間を大切にして頂きたいと考えています。 上手に訪問看護ステーションをご利用ください。 ご相談は随時受け付けております。 お気軽にご相談ください。 |
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