在宅医療とは

訪問診療とは?

身体的理由・病状的理由により医療機機関への通院が難しくなった方、外来通院や入院のかわりにご自宅で療養を希望される方を対象に医師が診察に伺います。
年齢的なものや癌のターミナル、難病の方などその要因は様々です。定期的な診察と24時間365日での緊急対応を行っています。

※他の病院等で専門医の受診をしながらの在宅医療を受ける事も可能です。

自宅でできる診療は?

診察

診察
問診、聴診、触診、体温測定、血圧測定、Spo2(血中酸素飽和度)測定などや必要に応じた診察を行います。

検査

検査
必要に応じ血液、尿、便の検査や血糖測定、心電図、腹部エコーやレントゲンなど自宅で検査します。

医療処置

医療処置
注射、点滴、褥瘡や傷の処置など、患者さまの必要な処置をその場で行います。

管理管理
胃瘻管理、在宅中心静脈栄養法指導管理(IVH)、在宅酸素療法指導管理、在宅人工呼吸器管理、経鼻栄養管理、尿カテーテル管理など

費用の一例  (診療所から医師が定期往診を行う場合

老人医療適応者(1割負担)の方の例

区分 内容 料金
備考
医療保険 訪問診療 1,776円/2回
1回訪問ごとに888円加算
在宅時医学総合管理料 5,000円  
訪問看護指示料 300円/月 訪問看護を利用する場合
診療情報提供書 250円/月 訪問薬局を利用する場合
小計 7,076円 自己負担の上限 18,000 円 / 月
介護保険 居宅療養管理指導料 590円/2回分  
自己負担分 医療保険+介護保険 7,666円/月 診療回数や内容により、
多少変動いたします

医療保険3割の方の例

区分 内容 料金
備考
自己負担分 医療保険+介護保険 22,998円/月 自己負担の上限80,100円

※訪問予定以外に伺った場合、時間帯や治療内容によって金額が異なります。

緊急時の対応

在宅医療(訪問診療・訪問看護)を開始した方は、24時間365日対応可能となっております。 電話相談はもちろん、必要に応じて医師の往診、看護師の緊急訪問が可能です。

訪問診療開始までの流れ

主治医に訪問診療を受けたいとの旨を相談
その上で診療情報提供書(紹介状)をいただいて下さい。

(紹介状があれば治療経過が把握できるため、円滑に在宅診療に移行できます。)
ご家族さまはもちろん、ケアマネージャーを通して依頼しても構いません。
主治医がいない場合は直接診療所にご相談下さい。

診療所に相談
医療介護連携室のスタッフが新規窓口としてもご相談窓口としてお話を伺います。
お気軽にご相談ください。
電話 029-228-6100
医療介護連携室 新規相談係
担当;高田、永埜、石井、筒井、神田

事前訪問
医療ソーシャルワーカーがご自宅に訪問し、
在宅診療の説明や患者さまの状態を確認致します。
その際に情報提供書をお預かりします。

院長・医師に報告し、初診
初診日の日程をご家族さまと相談しながら調整してご連絡します。

医療介護連携室の医療ソーシャルワーカーが新規相談窓口となり対応いたします。
029-228-6100までお気軽にご連絡ください。